fc2ブログ
09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

当帰の香りは○○な香り

2015/10/14
こんばんは。

今日はイベント準備のための買い出し、
その他用事があって大阪市内へ。

途中、少し休憩と立ち寄ったお気に入りの場所
蔦谷書店で・・・
なんと本を1冊読んでしまいました(笑)

マンガでわかるシリーズだったので
わかりやすく読みやすく、、、
なかなか充実の読書時間だったな~

蔦谷書店さん、ほんと重宝させて頂いてます!

ところで、みなさん、
漢方生薬でもよく使われる「当帰(angelica sinensis)」はご存知でしょうかー?

当帰は昔から生薬やハーブとして利用されてきた植物で、
婦人科系トラブルなどに対する効果が高いとされてます。

私も以前、婦人科系のトラブルがあったとき、
漢方薬として紹介されたことがありました。

DSC_2021.jpg

ちょうど8月末に京都・京北の杉乃精さんに行った際に
蒸留直前の当帰の畑を見学させてもらった時の写真。

生薬やハーブとして利用する際は、
主にこちらの根の部分が利用されます。

DSC_2023.jpg

そして、香りは・・・・というと、、、
なんと!
むむむ、この香りは私がちょいと苦手なあの匂い!
はい、その香りは
セロリに似た香りなんです~~~

今までは漢方薬としてブレンドされたものしか知らなかったので
このセロリの香りにはビックリ!
ほんとに・・・セロリなんです!笑

じゃ、この当帰の葉・茎を蒸留するとどうなるのか・・・
ということで、蒸留後の芳香蒸留水&精油の香りも確かめて参りました。

当帰

まずは精油から・・・
うぉ!やっぱりセロリに似た香り~~

では、芳香蒸留水はどうかな?
こちらは、セロリっぽさがかなり抜けていて
だいぶマイルドな香りで私はこっちが好みでした。

DSC_2026.jpg

一般向けの精油の商品化にはまだ供給量が足りないようですが、
蒸留水としては販売できる日も近いようです。

蒸留水としてだけでも当帰を活用できるのはちょっと嬉しいですね。

女性にはつよーい味方の当帰ですが、
他にも血流を改善する働きなども。

冷えや血流を改善したい方にもよいハーブです!

血流が改善されると
身体のすみずみにまで栄養分が行き渡りやすくなります。
栄養分が行き届くと新しい細胞の活性化にもつながります!!

いろいろ活用方法、私も見つけていきたいな、と思います♪
ちょっと香りは得意ではないんですけどね。。。笑

女性は冷え性の方も多いので
これまた強い味方ってことですね~~~


日本の土地で育つ和のハーブたち。
育つ場所の様子とともに
もっともっとみなさんに紹介していきたいな、
そんなことを思う今日この頃です


ランキングに参加しています。読んだしるしにクリックをお願いします。
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ


スポンサーサイト



22:00 アロマ&ハーブのお話 | コメント(0) | トラックバック(0)

【講座レポ♪】和紙deアロマワークショップ

2015/10/08
随分日が経ってしまいましたが、
って、すでに1ヶ月経ってしまってますが、、、
9月の初めに開催した
「和紙 de アロマワークショップ」の第2回目開催時の様子を
お届けしたいと思います♪

和紙とアロマ
一見、あまり接点のなさそうにも思えるふたつでしたが
日本の伝統工芸・和紙と日本の土地でうまれた和精油
この二つがうみだしたハーモニーは
今までにない楽しく学びのある時間を
みんさんに届けられたんじゃないかと思っています。

iphone_20150927 022

まずは和紙の話から・・・

第1回目のレポでは2回目があったので
あまり詳しくお届けできなかったのですが、
ここでは和紙作りの話、和紙の種類の話などを
見る、聞く、触るなどを通して
いろいろな角度から教えてもらうことができました。

まさに!
へーーーほーーーそうなんだ!
がいっぱい。笑

iphone_20150927 024

普段見ることができない
和紙漉き工房での貴重な映像を見せてもらううちに
どんどん和紙の世界にひきこまれるみなさん

和紙漉きといっても
手漉き和紙、機械漉き和紙があり、
その違いや特徴も教えていただきました。
なかなか聞くことのできない貴重な話や映像は
ほんと面白いし勉強になることばかりでした。

iphone_20150927 025

インクジェットプリンターでも印刷できるんですよ、と
さまざまな種類の和紙で刷られた見本を見比べながら
またその質感を触りながら
和紙使いの幅を広げるお話ももりだくさん

iphone_20150927 027

最後には、こんなかわった和紙も登場!
見た目も手触りも和紙のイメージとは全く違うんですー!!

疑皮紙(ぎかくし)という柿渋をぬった和紙で
皮のような手触りと風合い。
使えば使うほど柔らかく、
そして強くなるそうです。

一同、これ和紙なの?
こんな和紙!見るのはじめて~~と。
なんと、パリ万博(1900年)で金賞を受賞した和紙らしく、
長い間作られていなかったのが、
最近になって復刻版として作られるようになったそうです。

このような和紙の詳しい話は
専門家からじゃないとなかなか聞けないので、
とても貴重な時間となりました。


そして、第2部は私のほうから和精油のお話とワークショップ。

和紙アロマ8

今回は、実際に現地に足を運び、
そこで見て、聞いて、感じてきたものを
香りと共にお伝えしたかったので、
京都・京北の杉乃精さんの
北山杉、クロモジを中心に紹介。

北山杉に囲まれた畑の真ん中に
ぽつんとたたずむ工房で蒸留される精油たち

山に入り、杉の木を切り、
粉砕機にかけられ、そして蒸留

生産者さんの思いや
精油ができるまでの工程を知ることで、
精油一滴の大切さを感じてもらいたい、
また私たちの住む日本で生まれ育った
和精油の魅力を伝えたい
そんな気持ちでいろいろ力説してた私です。笑

木々の成長にとって必要となる枝打ちされた枝葉を
このように精油蒸留というかたちで活用する。
これは、イコール山を守ることにもつながっています。
そして、抽出後の枝葉の残滓(残りかす)は堆肥などに利用。
まさに資源をムダなく活用し自然にもやさしい取組みです。

和紙アロマ4

他にも、
青森から届いた青森ひばやあおもりラベンダーなどもご紹介。

土地や環境がかわると
植物に含まれる成分も違ってくるので
香りもかわると言われていますが、
このあおもりラベンダーと
西洋(フランスなどでとられる)ラベンダーの
香りの違いはとても興味深いものがありました。

こんな違いを知ることも
アロマの楽しさでもあるかなーと
私は思います。

和紙アロマ2

最後は和紙とアロマの融合!

お仕立て荘のデザイナー下田さんと
一緒に考えたキット、
2回目もみなさんに好評で
私はまたまた喜びの花で心が満たされました。

香り選びをするときは
みなさん真剣!
精油をブレンドして使うイメージがない方も多いので、
ワークショップをすることで
また新しい発見もしてもらえます。

今回は和紙と和精油を
身近に感じてもらうことをテーマに、
しおりとしても文香としても
サシェとしても、またお好みの使い方でも
楽しんでもらえる仕様にしました。

使った和紙は竹和紙。
これも下田さんと
いろいろな和紙で試して
これやな、と決めたものです。

みなさんの日常の小さなアクセント
また、日々の暮らしの中での
癒しアイテムになっていると嬉しいな。


アロマテラピーで使う香りは、
合成香料に比べると
香りもやさしく、穏やかで、
そして、そこに精油成分のもつ
薬理効果も期待できます。

自分の好きな香りを嗅ぐと
心が落ち着く。
これだけでも十分芳香療法のひとつなんです🎵


話は戻り、
今回私にとっては初チャレンジとなった
「和紙とアロマのコラボワークショップ」

参加くださったみなさんにはほんとうに感謝感謝です。

最高の笑顔で受講してくださったことが
私への最大のご褒美となりました

また、共にこのワークショップを作り上げたくれた
お仕立て荘の大江さん、下田さんにも感謝です。

ありがとうございました!!


第二弾ワークショップもやりたいな、
とただ今検討中です。

お知らせできるようになったら
ブログで告知しますので、
今回参加できなかったみなさまも
今回参加くださったみなさまも
またこの記事を読んで興味もってくださった方も!

是非!第二弾発表の際は、
参加したい!と手をあげていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします


ランキングに参加しています。読んだしるしにクリックをお願いします。
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ




20:00 講座・ワークショップレポート | コメント(0) | トラックバック(0)

1000年以上前の薬草風呂でデトックス

2015/10/07
先週末、
奈良オリエンタルフェスティバルのイベント
法華寺のからふろ( 薬草蒸し風呂)体験に行ってきました!

iphone20151005 037

1000年以上前の天平時代に
光明皇后によって建てられた浴室。
(あまりにも昔すぎてピンときません...笑)
病気の人等千人の人に沐浴の功徳を積み、
困窮者を救ったといわれているそうです。

当時から症状に合わせて
薬草の種類をかえるなどして焚かれていたそうですが、
この日は伝説の神木!
不老不死の妙薬とも言われている
柑橘の木、大和橘の薬草風呂でした。

<大和橘>

奈良橘
(なら橘プロジェクト公式Facebookより)

不老長寿の実を結ぶと言われた神木、大和橘。
大和橘は柑橘類の国内最古の唯一の固有種で
神社、仏閣や一部の地域にしか存在しない
絶滅危惧種にもしてされた伝説の神木だそうです。


そして、いよいよ、いざ!からふろへ!

iphone20151005 069

iphone20151005 057

浴室は切り妻造りの妻入り、桟(さん)瓦ぶきの建物で
畳1畳ちょっとの小部屋が2部屋ありました。
板戸を空けて中に入ると、
大和橘の薬草エキスの蒸気が充満する蒸し風呂。

いやーなんでしょ~すごいんですよ、これ。

普段代謝がそんなによくない私ですが・・・
もう入って数分も経たないうちに
汗、汗、あせ、あせ...
体中から汗が噴きだすーって感じで、

30分経つころには
突然雨に降られたんですか?ってぐらい
頭の先から足先までボトボトになってました。笑
といってもイヤな汗ではなくサラッとした汗。
(ドロドロ変なものでてこなくよかったー)

身体中の毒素がでたのか、
次の日の朝は、
なんだかお肌がツルっとした気がしましたよ(単純)

薬草の美肌効果もあるのかなーとも思ったり、ね

自然の恵みと
長い歴史の中で大切にされてきたもの
体験を通していろんなことに
思いをはせる一日となりました。

日本に伝わるもの
植物の恵み
もっともっといろんなこと知りたいし、
そのよさを伝えていきたい。

そんな気持ちが
またフツフツと湧いてきました。

もっともっと自分も発信できる人になりたい。
そのために何をするか。

また私にとっての新たな一年が始まる。
よい意味でのデトックス時間にもなりました。


ランキングに参加しています。読んだしるしにクリックをお願いします。
にほんブログ村 美容ブログ アロマテラピーへ




08:00 日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0)
 | HOME |